Difyとは

Difyは、オープンソースのLLMアプリ開発プラットフォームです。チャットボットや社内文書を検索するRAG、ワークフローを、ブロックの組み合わせで構築できます。クラウド版のほか、自社サーバーで動かすCommunity Editionも選べます。

クラウド版は無料のSandboxから試せ、有料のProfessionalは月59ドルです。画面とドキュメントが日本語に対応しており、国内の解説情報も豊富です。

Difyでできること

中小企業の業務で、次のようなAIアプリを作れます。

用途具体例
社内FAQ就業規則に答えるボット
顧客対応サイトの問い合わせ一次対応
文書作成議事録の要約・整形
業務フロー申請内容の自動チェック

たとえば就業規則や社内マニュアルのPDFを読み込ませると、社員の質問に該当箇所をもとに回答するボットを作れます。完成したボットはWebサイトに埋め込んだり、APIで他のツールから呼び出したりできます。

他サービスとの違い

同じノーコードAI構築のZapier、n8nと比べると、次のような違いがあります。

比較項目DifyZapier
主な目的AIアプリ構築SaaS連携の自動化
有料の最安月59ドル月19.99ドル〜
自社運用可能(OSS)不可
文書検索標準機能主目的ではない

n8nも自社運用できますが、業務自動化が中心です。AIが答えるボットやアプリを作りたい場合はDifyが候補になります。

活用のコツ

  • 文書を整理してから入れる:古い規程や重複資料を除くと、ボットの回答精度が上がります。
  • テンプレートから始める:用意された雛形を改造すると、ゼロから作るより早く形になります。
  • API料金を見積もる:利用人数と質問数から、AIモデルのAPI費用を事前に試算します。