Amazon Bedrockとは

Amazon Bedrockは、AWS上で複数社の基盤モデルを共通の仕組みで利用できるサービスです。Anthropic、Amazon、Meta、OpenAIなどのモデルから用途に合わせて選べ、RAGやエージェント、ガードレールの機能も備えています。

Amazon Bedrockでできること

中小〜中堅企業の業務に置き換えると、次のような使い方が考えられます。

用途具体例
社内検索社内文書を使ったRAG
顧客対応チャットボットの回答生成
一括処理大量文書のバッチ要約
業務自動化エージェントで手続き実行
安全対策ガードレールで出力を制御

料金ページには、Anthropic、Amazon、Meta、OpenAI、Mistral AI、Googleなど多数の提供元のモデルが掲載されています。同じ仕組みの中でモデルを比べやすい点が特長です。

他サービスとの違い

同じクラウド基盤のAzure OpenAI Serviceと比べると、次の違いがあります。

比較項目BedrockAzure OpenAI
基盤AWSMicrosoft Azure
モデル多数の提供元から選択OpenAIが中心
割引バッチ・Flexバッチ・PTU
権限管理IAMEntra ID

複数のモデルを比べながら開発したい場合はBedrock、Microsoft製品で統一したい場合はAzure OpenAIが向いています。

活用のコツ

  • 小さいモデルから試す:分類や要約など簡単な処理は低価格のモデルで十分な場合があるため、性能と費用を比べて選びましょう。
  • 処理階層を使い分ける:急がない処理はバッチやFlexに回すと費用を抑えられ、即答が必要な処理だけStandardやPriorityを使えます。
  • リージョンを先に確認する:国内で処理したいモデルが東京リージョンに対応しているかを、設計前に料金表で確認しておきましょう。